那須どうぶつ王国へ行ってきた
2023年10月中旬、那須どうぶつ王国へ行ってきた。
あまり外出しない質なのだが、今月の上旬より『名取と行く! 那須どうぶつ王国日帰りバスツアー』というイベントが催されており、名取さなのファンである僕は意を決してこの船(バス)に乗り込んだのであった。
ここでは、僕が体験した『名取と行く! 那須どうぶつ王国日帰りバスツアー』の一部始終の一部を記す。
新宿へ集え
バスが新宿発なので、ツアー参加者はみな新宿へ集う。
僕も例にもれず新宿へ向かい、参加者と思しき集団に加わった。
そして出発時刻を待つなか、あることに気づき、慄いた。
僕以外のほぼ全員がチケットのようなものを持っているではないか。
対して、僕の手元にあるのはツアー会社から届いた2通のメールのみ。
ああ、僕だけが済ませていない手続きがあったのだ。
みんなは楽しく『名取と行く! 那須どうぶつ王国日帰りバスツアー』で、僕だけがひとり新宿駅日帰り電車ツアーを行うのだ。
などと焦ったが、大丈夫でした。
現場の係員さんに氏名を伝えればもらえるものだった。よかった~
バスツアーって初めてだからわからなかった!
わずかに集合時刻に遅れたツケが回ってきたのかもしれない。
名取さな、現る
そんなこんなで無事にバスに乗り込み、新宿を発つ。
ほどなくして、車内放送にて聞き覚えのある声が流れ始めた。
これ、『名取さなバスガイド音声』だ!!!
この『名取と行く! 那須どうぶつ王国日帰りバスツアー』では、名取さな本人によるバスガイド音声が楽しめるのだ。
ツアーは連日実施されているため、もちろん収録音声だが、ファンにとっては嬉しいコンテンツだ。
一応ネタバレになる可能性があるので、詳しい感想は控えておく。
ひとつだけ、なんか普段のYouTube配信などと比べて落ち着いた雰囲気で、いつもと違った名取さなにドキドキした気がする。気のせいかな?
以下、写真などのネタバレ要素があるので注意
ここが、那須どうぶつ王国か…
バスは特に遅れることなく*運行し、那須どうぶつ王国に着いた。
*たぶん。かなり寝てたこともあり、本当のところはわからない
かなり雨降ってる。
もちろん僕は既に気づいていたのだが、この日は朝からあいにくの雨だった。
雨の日のどうぶつ王国も味があっていいのではないか、などと考えつつ入国する。
事前に調べるなどせずにのこのこやってきたため、とりあえず目についた順路の表示に従って散策を始める。
オオカミの丘から
まず足を踏み入れたのは「オオカミの丘」というエリアだ。
オオカミというと、なんとなく「もういない」みたいな印象を持っていたので、見られるんだ~と感じた。漠然と。
このエリアの入り口にいたのはプレーリードッグという動物たち。
かわい~~
このプレーリードッグたちだが、とかくたくさんいる。
視界のなかで、いろんなプレーリードッグが(当たり前なんだけど)並行して動くので、面白くてかわいい。
↓gifにしておいた
道順に従うと、次はアメリカビーバーになるのだが、彼らについては追って言及したいと思う。
その先、つきあたりで寝そべっているのが、エリア名に名を冠するオオカミだ。
ホッキョクオオカミという種らしい。
ほとんど動かず、横たわっていた。
わざわざ窓際で横たわってくれるのは、なんでなんだろうね。
やさしげな表情でじっとしているので、見てると心鎮まる気がする。
オオカミの丘を抜けたのち、正式な順路がわからなくなったので、もう思うままにめぐった*。
*たぶん。その記憶もあいまいになっている
かわいいものたちよ
マヌルネコ
文豪か?
ツシマヤマネコ
たまたま食事するところを見ることができて嬉しかった~~
あとめっちゃ動き回っててかわいかった。
スバールバルライチョウ
ご覧のとおり、足までふわふわなのだ。
触ってみてえ~
アメリカビーバー
先ほど後回しにしたアメリカビーバーは、「オオカミの丘」のほか、「ビーバークリーク」にもいる。
こちらを見てほしい↓
近づいて去っていくビーバーを眺めることができる。
なにもなかった*水中に少しづつビーバー影が現れ、大きく鮮明になっていく。
*厳密にいうと岩などなにかしらはある
これがとても楽しいのだ。
こちらも見てほしい↓
この瞬間、本当に楽しかった。
gifだと分からないが、動画には高まりすぎて「ヤバイ!アハッ!」と笑う僕の声が入っている。
ビーバーの泳ぐ姿って、見ていて絶妙に楽しい気がする。
頑張って当時の感覚を思い出してお伝えします。
バタ足みたいに泳ぐので、泳いでんな~という感じがしていい。
あとサイズがいい。結構しっかりした大きさなので、動きに質量のようなものが感じられていいのだが、同時に小動物的なかわいさも持っていて、いい。
アメリカビーバーっていいな。
あと、『名取と行く! 那須どうぶつ王国日帰りバスツアー』に参加すると、スマートフォンで『名取さな録り下ろし音声ガイド』という特典を楽しめる。
これを聴きながらまわる王国もよかった。
詳しい内容は、教えません。
カフェ発、ストア着
実は、『名取と行く! 那須どうぶつ王国日帰りバスツアー』には2つのプランがある。
『プレミアムチケット付き日帰りバスツアー』と『王国パスポート付き日帰りバスツアー』の2種で、内容と価格が少し異なる。
このうち『プレミアムチケット付き日帰りバスツアー』に参加すると、その名のとおりプレミアムチケットがもらえて*、それがカフェ・ストアラリーの台紙にもなっているのだ。
全部集めた。
ネタバレなどに配慮した加工の結果このような見た目になっているのであり、実物とは異なるのでご安心されたい。
なんというか、自分で巡って一つひとつ集めて、徐々に埋まっていく台紙を眺めるのってワクワクするし楽しい。いい大人になってもね。
*バスツアーに参加しない場合も『名取と行く!那須どうぶつ王国 特典付きプレミアムチケット』を購入すればプレミアムチケットがもらえるそう。詳しくは調べてみて
カピバラを知る日
今回とりわけ心を奪われたのが、カピバラだ。
このような具合*で、僕は入浴中のカピバラを見つけた。
*上3枚は王国ファームというエリアの写真。実際にはカピバラたちからは遠い。思いがけず見つける感覚を味わってほしい
当初は入浴カピバラに現を抜かしていた僕だが、眺めているうちに気づいたことがある。カピバラっていい。
まなざしに棘がなくて、なにか優しい感じがする。
全身の形、曲線が美しい。
動きもかわいい。
いいな~~~~~~~~~
もちろんカピバラを知らなかったわけではないんだけど、こんなにいい存在なことには気づけていなかった。おすすめです。
そして、帰りの集合時間(遠足みたいだネ)間際、カピバラに草をあげ*、王国をあとにしたのでした。
*もちろんご飯として販売されていたもの。食べないこともあります、との注意書きがあった
帰るバス、帰る人々
帰りのバスは、なんともいえない空気だった気がする。
それぞれ思い思いのお土産と、王国の思い出を持って座席にいるわけで*、満足感が車内に充満しているような感じだろうか。
*なんらかの事情でお土産を買えなかった方がいたらごめん
そんな僕らを乗せて、バスは出発地の東京へ向かう。
帰路用の『名取さなバスガイド音声』も用意されている。
1日楽しんだあと、バスに揺られながら聴く『名取さなバスガイド音声』っていい。
パーキングエリアでの途中休憩を挟みつつ、無事新宿に到着した。
新宿駅で、各々の帰路につく参加者たち。一期一会だったのかもしれない。
楽しかった~~~~~
あと、好きなものが増えたのが嬉しかった。
そんな感じです。
ありがとう名取、那須どうぶつ王国さん!